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南北首脳会談の陰の主役  統一安保ラインに起用

ニュース2017-06-14
南北首脳会談の陰の主役  統一安保ラインに起用

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は13日、文政権の初代統一部長官に、趙明均(チョ・ミョンギュン)元大統領府統一外交政策秘書官を指名し、すでに就任した徐薰(ソ・フン)国家情報院長、統一部次官に起用した千海成(チョン・へソン)氏とともに、2007年の第2回南北首脳会談に深く関った3人が、今後、南北関係改善に向けてどのような役割を果たすかに関心が寄せられています。
このうち、徐薰国家情報院長は、1996年に北韓で軽水炉建設のため、KEDO=韓半島エネルギー開発機構の代表として2年間常駐したほか、2000年と2007年の南北首脳会談の企画・交渉にあたった北韓専門家です。
統一部長官に指名された趙明均氏と、新たに任命された千海成統一部次官は、実務者として2007年の南北首脳会談の準備に当たりました。
3人はいずれも当事の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領を補佐し、「10.4首脳宣言」のまとめ役として活躍しています。
また、3人はそろって南北首脳会談の必要性を強調しており、文大統領の任期中に、北韓の核問題をはじめ、南北関係改善、韓半島の平和と安定を実現させるための方法として、南北首脳会談の開催に積極的に取り組むものとみられ、今後の動きに関心が集まっています。

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