国家安保室第2次長に南官杓氏

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は20日、辞意を表明した金基正(キム・ギジョン)国家安保室第2次長の後任として、南官杓(ナム・グァンピョ)駐スウェーデン大使(60)を任命しました。
国家安保室第1次長は安全保障と国防を、国家安保室第2次長は外交・統一業務を統括します。
第2次長に任命された南官杓氏は、1992年から3年間駐日韓国大使館に1等書記官として勤務したほか、外交通商部の政策企画局長、国務総理室規制改革調整官、駐ハンガリー大使などを務めました。
第1次長には元陸軍准將のイ・サンチョル氏(60)がすでに就いています。
辞任した金基正氏は文在寅大統領の外交ブレーンとされ、先月24日に国家安保室第2次長に任命されたものの、延世(ヨンセ)大教授時代の言動が問題視され、女性団体などから任命は不適切との指摘が相次ぎ、事実上の更迭とみられています。
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