北韓の無人機 韓国軍が「重大な挑発」と批判
南北軍事境界線に近い韓国北東部の山中で今月9日に見つかった小型無人機について、国防部は21日、北韓から飛行してきたものであることを確認し、「重大な挑発」として北韓を厳しく批判しました。
国防部によりますと、小型無人機は、先月2日に北韓東部の金剛郡一帯から発進し、軍事境界線を通って南下したあと、アメリカのサード配備先である南部の星州基地上空を飛行し、再び北上して北韓に戻る途中、江原道(カンウォンド)麟蹄(インジェ)郡の山中で墜落したもので、飛行時間は5時間30分でした。
無人機に搭載されていた伝送機能付きのカメラのメモリーカードから、星州(ソンジュ)郡のサード配備先を撮影した写真19枚が発見されています。
国防部は、休戦協定と南北不可侵条約の合意に違反する重大な挑発行為だとして厳しく批判するとともに、国連軍司令部の調査結果が出次第、適切な措置をとるとしています。
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