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文大統領 「北韓のICBM技術確保は近い」

ニュース2017-06-23
文大統領 「北韓のICBM技術確保は近い」

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、22日、「北韓が近いうちにアメリカ本土を打撃できる ICBM=大陸間弾道ミサイルを配備する技術を手に入れると思う」と述べました。
文大統領は、22日、大統領府青瓦台で、ロイター通信とインタービューを行い、「アメリカのドナルド・トランプ大統領が、北韓の核問題を最優先課題とする立場が続けば、韓国とアメリカが北韓の核問題による危機を打開できるだろう」と述べました。
文大統領のこの発言には二つの意味があるとみられています。
先ず、北韓のミサイル開発能力が高いとみることで、北韓の核とミサイルを脅威としているアメリカと共感する雰囲気が作れること。
そして、アメリカも積極的に北韓との交渉に乗り出す必要があるというメッセージを発信したものと解釈されます。
文大統領はまた「トランプ大統領が北韓の核問題を最優先課題としていることについて、とても嬉しく思っている。トランプ大統領との首脳会談への期待が大きい」
続いて、文大統領は「北韓が弾道ミサイルの発射試験を行ったり、6回目の核実験に踏み切った場合、さらなる挑発を抑止し、北韓が間違った道へ進んでいると気づくほど十分に強力な制裁が行われるべきだ」と強調しました。
金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長との首脳会談の可能性については「金委員長に会うための取り組みは全く行っていない。非核化に向けた意味のある結果が保証されてはじめて会えると思う」と述べました。

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