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北韓からテコンドー師範団 韓国政府が滞在費支援

ニュース2017-06-24
北韓からテコンドー師範団 韓国政府が滞在費支援

全羅北道(チョンラブクド)茂朱(ムジュ)で24日、開幕する世界テコンドー選手権大会に参加するため韓国入りした北韓のテコンドー師範団について、統一部は滞在費を全額支援することになりました。
世界テコンドー選手権大会は、韓国主導の世界テコンドー連盟(WTF)が2年に一度開いているもので、ことしで23回目となります。
この韓国主導の世界テコンドー連盟(WTF)とは別に、北韓が主導する国際テコンドー連盟(ITF)がありますが、北韓は韓国での大会にデモンストレーション参加することになり、32人の役員・選手団が23日午後、北京から大韓航空機で金浦空港に到着しました。
北韓のテコンドー師範団が韓国を訪れたのは2007年4月以来10年ぶりです。
一行には、IOC=国際オリンピック委員会の委員でもある国際テコンドー連盟名誉総裁の張雄(チャン・ウン)氏、リ・ヨンソン国際テコンドー連盟総裁も含まれています。
韓国政府は、来韓した北韓師範団に対して旅費を含む滞在費およそ7000万ウォン全額を統一部の南北協力基金で支援することを決めました。
北韓住民の韓国訪問に南北協力基金が使われるのは2014年の仁川アジア大会以来のことです。
北韓のテコンドー師範団は、来月1日までの9日間、本大会には出場せずに、開会式や閉会式、それにソウル国技院での公演など合わせて4回、技を披露します。

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