アメリカ議会上院の外交委員会や軍事委員会に所属する超党派議員19人が現地時間の22日、文在寅（ムン・ジェイン）大統領のアメリカ訪問を歓迎する決議案を提出しました。
決議案は、「アメリカ上院は、文在寅大統領のアメリカ訪問を歓迎する」と述べ、韓米同盟の強化や、韓国に対する強固な防衛公約を改めて確認するとともに、北韓への制裁決議や、韓米FTA=自由貿易協定の完全な履行など多方面にわたった協力拡大を希望すると述べています。
そして懸案となっているアメリカの高高度迎撃ミサイルシステム｢THAAD｣の韓国配備をめぐっては、韓米同盟による決定を覆すことはせず、手続き上の正当性と透明性を確保するため国内上の手続きを進めるという韓国政府の立場を書き入れました。
この決議案は、共和党のジョン・マケイン軍事委員長をはじめ、外交委員会民主党幹事のベン・カーディン議員、アジア太平洋小委員会委員長のコリー・ガードナー議員、アジア太平洋小委員会民主党幹事のエドワード・マーキー議員の4人が主導し、19人が共同発議しています。

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