軍事境界線越え韓国へ亡命相次ぐ また北韓軍兵士1人

今月に入って、北韓軍兵士や住民による南北軍事境界線を越えた韓国への亡命が相次いでいます。
韓国軍の合同参謀本部によりますと、23日夜9時半頃、北韓軍兵士1人が北中部の南北軍事境界線を越えて韓国に亡命してきたということです。
軍事境界線近くのDMZ=非武装地帯にある哨所(GP)で警戒に当たっていた韓国軍兵士が、この兵士を見つけ、身柄を確保しました。
このとき南北間での交戦はなかったということです。
この北韓軍兵士は、10代後半の少年で、韓国軍は現在、亡命の経緯や動機などを調べています。
これに先立って今月13日、20代前半の北韓軍兵士1人が同じく北中部の軍事境界線を越えて韓国に亡命したほか、18日未明には北韓住民の20代男性 1人が漢江(ハンガン)の下流を北韓側から泳いで韓国側に渡ってきました。
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