韓国が主導するWTF世界テコンドー連盟が、9月に北韓・平壌（ピョンヤン）で開かれるITF＝国際テコンドー連盟世界選手権大会の開会式などで演武を披露することになりました。
WTFの関係者が30日、ITFと合意したことを明らかにしました。
ITFは北韓が主導しており、ITF世界選手権大会は9月17日から21日まで平壌で開かれます。
WTFが平壌で演武を行うのは、WTF創設44年にして初めてです。
WTFは、9月16～20日に平壌を訪問する予定で、演武は、17日に行われる開会式と20日に行われる予定だということです。
ITF所属のテコンドー演武団は、6月に韓国で開かれたWTF主催の世界テコンドー選手権大会で演武を行っています。
一方、茂朱（ムジュ）の 世界テコンドー選手権大会の閉会式に出席するため、29日 韓国入りしたIOC＝国際オリンピック委員会のバッハ会長は、文在寅（ムン・ジェイン）大統領が提案した平昌（ピョンチャン）冬季オリンピックでの南北合同チームについて、平和の精神にもとづいているとして理解を示し、各競技で主催者推薦などの特別枠を使い、北韓の出場を支援することが可能だとの見解を示しました。
文大統領はアメリカ訪問中ですが、帰国後にバッハ会長と協議することになっています。

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