G20＝主要20か国・地域首脳会議に出席するためドイツを訪れている文在寅（ムン・ジェイン）大統領が現地時間の5日、ベルリンでメルケル首相と晩餐会をかねた首脳会談を行いました。
大統領府青瓦台が韓国時間の6日、発表しました。
会談で、メルケル首相は、北韓問題や韓半島の平和定着に向けた韓国の新しい政権の政策や構想、そして主導的な役割を支持すると述べました。
これに対して文大統領は、北韓の核問題は、平和的な方法で解決されるべきだとしてメルケル首相の支持と協力を呼びかけました。
2人は、制裁や対話などあらゆる手段を用いて北韓の非核化を進めるなかで、緊密に協力し、コミュニケーションを取ることで一致しました。
これに先立ち文大統領は、ドイツのフランクワルター・シュタインマイヤー大統領と会談し、北韓の挑発に対して国際社会が制裁と圧力を強めることは当然必要だが、結局は対話を通じて平和的に解決されるべきだと話しています。
これは、北韓のミサイル発射など挑発が続いているものの、北韓の核問題については、制裁と対話を並行すべきだとするこれまでの考えを堅持する姿勢を強調したものとみられます。
文大統領が外国を訪れて2国間の首脳会談を行ったのは、アメリカに続いて2回目です。
 

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