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シンガポールで開催の民間主導のフォーラム 北韓は欠席

ニュース2017-07-07
シンガポールで開催の民間主導のフォーラム  北韓は欠席

11日からシンガポールで開催される、北韓の核問題について話し合う6か国協議の参加国の外交当局者も出席する民間主導の安全保障をめぐる対話「北東アジア協力対話(NEACD)」に、北韓はことし出席しないことがわかりました。
中央日報が7日報じたところによりますと、主催するアメリカ・カリフォルニア大学傘下の「世界紛争協力研究所」は6日、「ことし北韓からの参加者はいない」と明らかにしたということです。
「北東アジア協力対話」は11日と12日にシンガポールで開かれ、域内の安全保障について意見交換し、相互信頼を深め、緊張を緩和させる方策について議論するものです。
韓国、日本、アメリカからは北韓の核問題をめぐる6か国協議の首席代表が出席するものとみられています。
「北東アジア協力対話」は毎年開かれる民間主導の安全保障をめぐる対話の枠組みですが、各国の政府関係者も個人の資格で出席しています。
6か国協議参加国の首席代表や次席代表が主に出席していることから、「ミニ6か国協議 」とも呼ばれ、6か国協議が中断したままとなっているなか、参加国の協議の場として活用されてきました。
北韓は2002年以来、ほとんど毎年出席していますが、2010年、2011年、2014年、2015年には出席していません。
北韓がことし出席しないことを決めたのは、4日のICBM=大陸間弾道ミサイル発射と同じく、国際社会の声をよそに独自の道を歩んでいく姿勢を示したものと受け止められています。

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