韓国、日本、アメリカの３か国は7日、6日に開かれた首脳会談の共同声明を発表し、北韓がICBM＝大陸間弾道ミサイルの発射に成功したと発表したことを糾弾し国際社会の対応を求めました。
3か国の首脳が会談後、共同声明を発表したのは今回が初めてです。
それによりますと、韓日米3か国の首脳は、北韓が今月４日に弾道ミサイルを発射しICBMの発射に成功したと発表したことは、国連安全保障理事会の決議に真正面から違反するもので、韓日米だけでなく全世界に対する脅威だと糾弾しました。
そのうえで、追加の制裁措置を含めた新たな国連安保理決議を早期に採択する方針を確認し、各国に北韓との経済的関係を縮小する措置をとることを求めるとしています。
さらに「北韓と国境を接した国々が、北韓に対して非核化に向けた措置を直ちにとり、弾道ミサイル開発を中止するよう、より積極的に説得することを促す」として、間接的に中国やロシアに対して働きかけを強めるよう求めました。

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