G20首脳会議に出席するためドイツを訪問している文在寅（ムン・ジェイン）大統領は、現地時間の7日、ロシアのプーチン大統領と会談し、北韓への圧力の強化を求めました。
会談はおよそ50分間行われ、文大統領は、核・ミサイル開発を進める北韓に圧力の強化が必要だと訴え、ロシアにもさらに大きな役割を果たすよう求めました。
これに対してプーチン大統領は、韓半島の核問題の解決に向けたロシアの役割に共感を示し、北韓を非核化のテーブルに復帰させるための韓国政府の努力に支持を表明しました。
また韓国とロシアの経済協力を強化することで一致し、両国の経済共同委員会など多様なルートで具体策を模索することになりました。
プーチン大統領はことし9月、ロシアのウラジオストクで開かれる第3回東方経済フォーラムに文在寅大統領を招待しました。
これで文大統領は、アメリカ、中国、日本、ロシアの周辺4か国との首脳会談をすべて終えました。

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