G20=主要20か国･地域首脳会議や韓国とドイツの首脳会談のため、先週5日からドイツを公式訪問していた文在寅(ムン･ジェイン)大統領が10日、帰国しました。
文在寅大統領は5日、ドイツのシュタインマイアー大統領、メルケル首相と首脳会談を行い、この席でメルケル首相は、韓半島の平和の実現や北韓の核問題の解決において韓国が主導的な役割を果たすべきだという考えを示しました。
また、6日には、中国の習近平国家主席と首脳会談を行い、北韓の軍事挑発に対してより強い制裁を通して圧力をかけるとともに、平和的な解決のための対話を並行して行うため、韓国と中国が緊密に協力していくことで一致しました。
続いて、アメリカのトランプ大統領、日本の安部首相と韓国、日本、アメリカの3か国間の首脳会談を行ったあと、北韓に対して制裁と対話を並行していくという内容の共同声明を初めて発表しました。
文在寅大統領は、G20サミットの前後に、日本の安倍首相やフランスのマクロン大統領、ロシアのプーチン大統領など合わせて9人の首脳と会談を行いました。
文在寅大統領は今回のドイツ訪問に先立ち、先月28日から7月2日までアメリカを訪問し、アメリカのトランプ大統領と首脳会談を行っています。

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