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韓国外相 「対北セカンダリー・ボイコットを米国と協議中」

ニュース2017-07-11
韓国外相 「対北セカンダリー・ボイコットを米国と協議中」

康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は10日、北韓と取引した中国など第三国の企業を制裁する「セカンダリー・ボイコット(2次制裁)」について、「アメリカ側と協議中」と明らかにしました。
10日に開かれた国会外交統一委員会で述べたものです。
北韓に対するアメリカの独自制裁であるセカンダリー・ボイコットは、アメリカがイランの核問題の解決に使った手段で、中国の対北韓圧力を引き出すための強力な手段の一つとされています。
姜長官は、「アメリカは国連安保理制裁であれ一般の制裁であれ、北韓に対する経済制裁を最大限加えるとの立場で安保理の交渉に臨んでいるようだ。安保理の交渉結果に満足できない場合、一方的な制裁も積極的に検討するとみられる」としたうえで、「その部分はわれわれと緊密に連携する」と述べました。
康京和長官はまた、8月初旬にフィリピンで開催されるARF=東南アジア諸国連合地域フォーラムの閣僚会議に合わせて、北韓の李容浩(リ・ヨンホ)外相と会談する可能性について、「さまざまな状況を考慮し、その契機を最大限活用する」と述べました。
ARF閣僚会議は、北韓を含め、北韓の核問題をめぐる6か国協議の参加国すべてが出席するほぼ唯一の多国間会議です。

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