米上院の国防予算案 「サードの韓国配備」を明記

アメリカ上院で審議が進められている来年度の国防予算案にアメリカの高高度迎撃ミサイルシステム「サード(THAAD)」の韓国配備が明記されたことがわかりました。
アメリカ議会が11日に明らかにしたところによりますと、上院で審議されている来年度の国防予算案に「議会は平和的な軍縮のため、サードの韓国配備をはじめ、同盟に対する防衛公約を再確認する必要があると認識している」という内容が新たに追加されました。
この条項は、去年はなかったもので、北韓の核・ミサイルによる脅威が高まっていることを受けて、アメリカ議会がサード配備に対する強い決意を示したものと受け止められています。
この法案は、北韓に対してタカ派とされるジョン・マケイン上院軍事委員長名で提出されています。
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