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文大統領 「平昌五輪参加、北の決断だけが残っている」

ニュース2017-07-25
文大統領 「平昌五輪参加、北の決断だけが残っている」

来年2月に韓国で開催される平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックの開幕まで200日となった24日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は記念イベントに出席し、北韓の参加について、「北韓の決断だけが残っている」と述べ、北韓に対し、改めて参加を促しました。
文大統領は、記念式で、平昌オリンピックへの北韓の参加について、「北韓の決断をあらためて促す」と述べたうえで、「最後まで扉を開いて待つ」と述べ、北韓の参加を呼びかけました。
文大統領は、「われわれは扉を開いている。IOC=国際オリンピック委員会も北韓が参加するよう扉を開いており、もはや北韓の決断だけが残っている」と述べました。
文大統領はまた、「平昌オリンピックに続き、2020年には日本で夏のオリンピックが、2022年には中国で冬のオリンピックが開催される。韓日中で相次いで行われるオリンピックが北韓と北東アジアの平和を強固にする契機になることを期待している」と強調しました。
文大統領は先月30日、来年の平昌冬季オリンピックでの韓国と北韓の合同チーム結成を提案しています。また、今月3日にはIOCのトーマス・バッハ会長と会談し、「北韓が平昌オリンピックに参加すれば、オリンピック精神を高めるだけでなく、地域と世界の平和に寄与するだろう」と述べ、北韓の参加を公式に提案しています。

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