北韓、来年にもICBM実戦配備か
北韓が来年にもアメリカ本土を射程に収める核弾頭が搭載されたICBM=大陸間弾道ミサイルを実戦配備できるようになるとするアメリカ国防総省の新たな分析結果が明らかにされました。
アメリカのワシントン・ポスト紙が、現地時間の25日、伝えました。
それによりますと、国防総省の情報機関は、北韓がICBMと主張する弾道ミサイルを今月4日に発射した直後から極秘に分析を進めた結果、最近の発射実験で示された技術的な進歩によって、北韓が来年にもアメリカ本土を射程に収める核弾頭が搭載されたICBMを完成させ、さらにICBMを試作品から生産ラインに移行させ、実戦配備できるようになると結論づけたということです。
また、北韓によるICBM 開発の課題の1つとされる大気圏再突入の技術については、今月27日の北朝鮮の「戦勝記念日」に合わせて、数日以内に始まると予想される新たなテストによって完成する可能性があるとする専門家の見方も伝えています。
アメリカ政府はこれまで、北韓が核弾頭を搭載可能な ICBM の実戦配備まで2年かかるとみていましたが、予想が大幅に早まったことから、アメリカがどのような対応を取るかに関心が寄せられています。
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