文在寅（ムン・ジェイン）大統領が夏の休暇から早めに復帰することを検討しているというマスコミの報道について、大統領府青瓦台が1日、早めの復帰は考慮していないと述べました。
青瓦台の関係者は1日、担当記者らに案内メッセージを送り、文大統領が早めに復帰するという報道は誤報だとしたうえで、「早期復帰は考慮していない」と伝えました。
これは、一部のマスコミが、文大統領が休暇に入る直前、北韓がミサイルを発射したことで、文大統領が当初5日間の予定だった休暇を2、3日早めに切り上げて業務に復帰する可能性があると報じたことを受けたものです。
一方、「安全保障状況が厳しいのに、休暇を取っている場合か」という野党の批判に対して、青瓦台は31日、「北韓が挑発したからといって、大統領が休暇を取りやめれば、むしろ北韓に振り回されている印象を与える」として、有事の際の対応体制はきちんと整っていると反論しています。

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