ロシアが北韓を支援する小麦粉が、1日、北韓に到着したもようです。
平壌駐在ロシア大使館が明らかにしたところによりますと、ロシアが北韓に支援する小麦粉800トンが1日、 北韓の東海岸の咸鏡北道（ハムギョンブクド）清津（チョンジン）港に到着したということです。
この小麦粉は、ロシアが世界食糧計画（WFP）を通じて支援するもので、北韓の江原道（カンウォンド）と両江道（ヤンガンド）の子どもや妊婦などの食糧として使われることになります。
ロシアは先月も世界食糧計画を通じて北韓に小麦粉2400トンを送っています。
一方、北韓が先月中国から輸入した肥料の量が、去年の同じ月に比べて11倍以上に増えたことがわかりました。
アメリカの政府系放送、ボイス・オブ・アメリカによりますと、北韓農業の専門家が中国の税関資料を分析した結果、北韓は先月、中国から1万7000トンあまりの肥料を輸入したということです。
この専門家は、北韓ではことし不作となることが予想され、これを挽回するため肥料を十分に与えているようだと説明しています。

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