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北韓 2025年には米全土打撃可能なミサイル開発か

ニュース2017-08-02

北韓のミサイル開発が、これまでのスピードで進めば、2025年ごろには、発射の兆候が捉え にくい固体燃料のICBM=大陸間弾道ミサイルが開発され、アメリカ全土を射程圏内におさめることができるという見通しが示されました。
アメリカのミサイル専門家、ジョン・シリング氏は現地時間の1日、アメリカの北韓専門ウェブサイト「38ノース」で、北韓のミサイル開発の現状についての見方を示しました。
まず、現在の液体燃料ICBMは、固体燃料ICBMの開発に移行するための中間段階だという見方を示しました。
また、北韓が先月4日に発射したミサイル「火星14型」は、大気圏への再突入体が500キロだったが、28日に発射したミサイルは300キロだった。こうした重量の差が、射程距離をアメリカ西部から東部のワシントンにまで広げた。一般的にICBMに搭載できる重量は500キロ前後で、いまの北韓のミサイル技術では、核弾頭を制限された重量に搭載するのは難しいとみられる」と述べました。
さらに、「今後北韓がミサイルのデザインを改良すれば、来年ごろにはアメリカ西部を打撃できる安定した形のICBMを実戦配備できる。また2025年ごろには、固体燃料のICBMの開発にも成功する可能性がある」という見通しを示しました。

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