文在寅（ムン・ジェイン）大統領は7日午後、日本の安倍首相と電話で会談し、大陸間弾道ミサイル発射を繰り返す北韓に対して、圧力を強める必要があるという認識で一致しました。
大統領府青瓦台によりますと、会談は7日午後4時からおよそ20分間行われ、
両首脳は、韓国と日本が緊密に連携し、北韓に最大限の圧力をかけ、北韓が正しい選択をするよう誘導していくことを確認したということです。
そのうえで、文大統領は、「北韓の核・ミサイル問題は最終的には交渉を通じて平和的、外交的な方法で解決することが望ましい」と指摘し、北韓が非核化に向けた対話のテーブルにつくようアメリカを含めた3か国が緊密に連携し、戦略的な方法を模索すべきだと述べました。
これに対して安倍首相は、「対話は必要だが、今は圧力をかける局面だとする認識で一致したことを評価したい」と応じたということです。
文大統領は7日午前に行われたアメリカのトランプ大統領との電話会談でも、「韓半島で再び戦争が起きることは容認できない」として、平和的、外交的な方法による解決が望ましいという考えを強調しました。

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