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韓米合同軍事演習 米軍の規模縮小

ニュース2017-08-19
韓米合同軍事演習   米軍の規模縮小

21日から韓国で始まる韓米合同軍事演習「乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン」に参加するアメリカ軍がことしは1万7500人と、去年より7500人、およそ30%少ないことがわかりました。
韓国軍の合同参謀本部は18日、毎年8月に行う韓米合同のコンピューターシミュレーションによる指揮所での演習「乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン」を週明け21日から31日まで実施する計画を明らかにしました。
この演習は、韓米の連合防衛体制を維持するため、毎年実施されているもので、ことしはアメリカ軍1万7500人と、韓国軍5万人が参加します。
アメリカ軍は昨年より7500人、およそ30%少なくなっていますが、韓国軍当局は、「訓練規模の調整は検討していない」と述べ、規模縮小を否定しました。
また韓米軍当局によりますと、今回の演習には、当初予定していたアメリカの原子力空母や戦略爆撃機、ステルス戦闘機の参加は見送られたということです。
北韓は今月9日、アメリカ領のグアムに向けて中長距離弾道ミサイル4発を同時に発射することを「慎重に検討している」と発表しましたが、11日の米中首脳による電話会談の後、金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長が「アメリカの態度を見守る」と述べ、韓米合同軍事演習を含むアメリカ側の出方を見極める姿勢を示していました。
これと関連し、韓国の日刊紙ハンギョレ新聞は18日、外交消息筋の話として、「アメリカが韓米合同演習の縮小を検討しているもようだ」と伝えました。

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