韓半島有事に備える定例の韓米合同軍事演習「乙支（ウルチ）フリーダムガーディアン」が21日、韓国で始まりました。
一方で、ハリス米太平洋軍司令官とアメリカ戦略軍のハイテン司令官が20日、韓国を訪問しました。
また、アメリカミサイル防衛局のグリブス局長も今週中に韓国を訪れる予定です。
韓米合同軍事演習に合わせて、アメリカ軍の主要指揮官3人が韓国を訪れ、関心が寄せられています。
乙支フリーダムガーディアンは今月末まで行われる予定で、韓国軍5万人、アメリカ軍1万7500人が参加します。
演習に参加するアメリカ軍の兵力は全体としては昨年より7500人余り減りましたが、。海外から派遣される兵力は昨年より500人程度増えました。
グアムや沖縄など、有事の際に韓半島に派遣される部隊の参謀らが中心となっています。
演習は防御を目的としていて、北韓のミサイル攻撃やGPSかく乱に備えた訓練などが行われます。
北韓の労働党機関紙・労働新聞は、今回の演習について、「火に油を注ぐように情勢をさらに悪化させるだろう」と反発しました。

[Photo : ]