ニュース

韓半島 A to Z

主なニュース

延坪島占領想定の砲撃訓練 正恩氏が視察

ニュース2017-08-26
延坪島占領想定の砲撃訓練 正恩氏が視察

北韓の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は、父親の故金正日(キム・ジョンイル)国防委員長が軍事優先の政治を始めたとされる「先軍節」の25日、西の海、西海で北韓と間近かに対峙している韓国の延坪(ヨンピョン)島の占領を想定した軍の特殊部隊による砲撃訓練を視察したことがわかりました。
延坪島は、韓国と北韓との海上の境界線の近くに位置し、7年前に北韓軍による砲撃を受けた島です。北韓の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」が26日に伝えたところによりますと、25日の訓練では、延坪島とその近くの白ニョン島を占領することを想定し、目標に見立てた島を特殊部隊が砲撃する形で行われたということです。
訓練を視察した金正恩委員長は、満足感を示して軍を称えたうえで「実戦訓練をさらに行って戦闘力を高めなければならない。ソウルを一気に占領し、南を平定する考えを持つべきだ」と強調し、韓国への対決姿勢を鮮明にしました。
北韓は、先軍節の翌日の26日には、東部の江原(カンウォン)道旗対嶺(コッテリョン)付近から東の海、東海に向けて飛翔体3発を発射し、挑発の度合いを強めています。

[Photo : ]

新着ニュース