ロシアを訪問している韓国の康京和（カン・ギョンファ）外交部長官は25日、モスクワでラブロフ外相と初めて会談しました。
今回の会談は、来月６日から２日間、ウラジオストクで開かれる「東方経済フォーラム」に合わせて行われる文在寅（ムン・ジェイン）大統領とプーチン大統領との首脳会談に備えて、議題などを事前に調整するために開かれたものです。
両外相は文大統領のロシア訪問が両国関係の新たな発展に向けたきっかけになるという認識で一致し、経済協力や極東開発での協力強化などを中心に来月の首脳会談で充実した成果が導き出せるよう積極的に努力することで合意しました。
また、北韓の新たな挑発を抑制するために両国が協力を一層強化し、制裁や対話などあらゆる手を尽くしてことでも一致しました。
康京和外交部長官は、北韓に大きな影響力を持つロシアに対して、北韓が挑発をやめて韓国政府の南北関係改善の努力に応じるよう積極的に働きかけることを求めました。

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