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北韓が飛翔体3発発射 いずれも失敗か

ニュース2017-08-26
北韓が飛翔体3発発射 いずれも失敗か

北韓がまた飛翔体3発を発射しました。
北韓は、26日午前6時50分ごろ、東部の江原(カンウォン)道旗対嶺(キッテリョン)付近から東の海、東海に向けて飛翔体3発を相次いで発射しました。
韓国軍の合同参謀本部によりますと、3発はいずれも北東方向に250キロあまり飛行して東海に落下したということです。
飛翔体は、30分間に3発発射され、1発目と3発目は失敗し、2発目は発射直後に爆発したとみられており、いずれも失敗した模様です。
飛翔体の種類については、まだ明らかになっていませんが、韓国政府は、改良された「300mm放射砲」の可能性があるとしている一方、アメリカ側は「短距離弾道ミサイル」という見方を示しています。
北韓の挑発は、先月28日に北韓北部の慈江(チャガン)道舞坪里(ムピョンリ)付近からICBM=大陸間弾道ミサイル級「火星14型」を発射して以来、1か月ぶりのことです。
北韓は、韓国で21日から行われている定例の韓国軍とアメリカ軍による合同軍事演習「乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン」に反発していて、さらに、前日の25日が故金正日(キム・ジョンイル)国防委員長が軍事優先の政治を始めたとされる記念日「先軍節」だったことから、先軍節を祝うとともに韓米両国を威嚇する狙いで挑発に出たものとみられています。
韓米両軍は、北韓の追加挑発に備えて万全の態勢を整えています。

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