「火星12」の発射に成功 朝鮮中央通信伝える

北韓の朝鮮中央通信は30日朝、今回のミサイルを「火星12」として、写真を公開し、発射に成功したと報じました。
それによりますと、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が発射訓練を現地指導したということです。
「火星12」は、北韓がことし5月、試験発射に成功した中距離弾道ミサイルで、グアム包囲射撃に動員するとしていたもので、予定された軌道に沿って、北海道の上空を通過し、目標の海域に命中したとしています。
訓練を視察した金正恩委員長は、「今回のミサイル発射は、グアムけん制の前奏曲で、今後も太平洋を目標にして発射訓練を多く行う」と述べた上で、「アメリカの行動を続けて注視し、今後の行動を決める」と述べました。
また、発射が107年前の韓日併合の日に行われたとして、日本もけん制しました。
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