英国・スペイン 北韓の弾道ミサイル発射に抗議

イギリスとスペインの外務省が、北韓が日本の上空を越える弾道ミサイルを発射したことについて、31日(現地時間)、北韓に抗議しました。
イギリス外務省のマーク・フィールドアジア・太平洋担当大臣は、この日、声明を出し「チェ・イル駐英北韓大使を外務省に呼び、イギリスが北韓の中距離弾道ミサイル発射を強く非難していることをはっきり伝えた」とした上で、「北韓の無謀な行為は国連安全保障理事会の決議に反するものであり、国際社会の安全保障への脅威である。イギリスは、このような脅威に立ち向かい、友邦国や同盟国と協力する」と述べるとともに北韓が核兵器や弾道ミサイルの開発を停止し、国際社会との会話の場に戻るよう促しました。
スペイン外務省も声明を出し、キム・ヒョクチョル駐西北韓大使を呼んで北韓の弾道ミサイル発射や核開発について厳重に抗議したと明らかにしました。
特にスペインは、北韓が国際社会に対し挑発行為を繰り返していることに対する抗議として、マドリードの北韓大使館で勤務している外交官の定員を減らすことを北韓に要求したということです。
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