文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、1日深夜、アメリカのトランプ大統領と電話で会談し、韓国軍のミサイル能力を向上させることなどで一致しました。
大統領府青瓦台によりますと、韓米首脳の電話会談はおよそ40分間行われ、文在寅大統領は「北韓の挑発は、地域の緊張を高める深刻なもの」として北韓を非難し、トランプ大統領は「断固として対応し、強力で明確なメッセージを伝えることが重要だ」と述べたというです。
両首脳は、北韓に最大限の制裁と圧力を加え、北韓を対話の場に引き出し、核問題を平和的に解決することが重要だという認識を改めて確認しました。
また北韓の脅威に対処するため、韓国の国防能力を高めることが重要との認識でも一致し、韓国のミサイル開発を制限している「韓米ミサイル指針」を改定することで合意しました。
これで現在、500キロに制限しているミサイル弾頭の重量が少なくとも1トン以上に増えるものとみられます。
両首脳は今月18日からニューヨークで開かれる国連総会で会い、
北韓問題について引き続き話し合うことにしています。

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