北韓 「アメリカにさらなるプレゼント贈る」

北韓が、ジュネーブの軍縮会議で、アメリカの圧力が続けば、さらなるプレゼントを贈ると発言しました。
北韓の韓大成ジュネーブ駐在国際機関代表部大使は現地時間の5日、ジュネーブで開かれた国連の軍縮会議で、「最近行った防御としての措置は、アメリカへのプレゼントだった。アメリカが引き続き無慈悲な圧力を行使すれば、さらなるプレゼントを贈る」と発言しました。
また、「北韓のミサイル発射や核実験は、アメリカの敵対政策や核の脅威から自らを守るための行為だ」と主張しました。
さらに、「北韓は3日、弾道ミサイルに搭載できる水素爆弾の実験に成功した」と明らかにしました。
今回の軍縮会議では、韓国、日本、アメリカ、EU=ヨーロッパ連合などほとんどの加盟国が、北韓による6回目の核実験は国際法や国連安全保障理事会の決議に反するものだと批判し、ただちに止めることを求めました。
なかでも、アメリカのウッド軍縮大使は、「北韓にもっとも強力な制裁を加えられる新たな決議案を安保理が採択するよう、同盟国と協力する。北韓のミサイル発射や核実験の威嚇に、これ以上忍耐はないということを見せる時期がきた」と述べました。
一方、韓国・日本・アメリカの防衛担当者は先月30日、ジュネーブで開かれた軍縮会議で合同プレゼンテーションを行い、北韓の核・ミサイル開発の現状や脅威について参加国に説明しています。
[Photo : ]