北韓は9日、建国69周年の記念日を迎え、弾道ミサイルを発射するなど追加の挑発に出る可能性が指摘されています。
北韓では、９日の建国記念日を記念するため、6回目の核実験を祝って、今月６日に首都平壌で10万人規模の集会を開くなど、各地で行事が行われて祝賀ムードを盛り上げています。
北韓は、今月３日に強行した６回目の核実験を、金正恩（キム・ジョンウン）朝鮮労働党委員長の業績として重ねて誇示するとともに、アメリカへの攻撃能力を見せつけるため、挑発に出る可能性があります。
韓国の国防部と国家情報院は4日、北韓はすでにICBM＝大陸間弾道ミサイルと推定されるミサイルの発射準備に取りかかっているとしており、韓国、日本、アメリカの軍当局は、北韓の動向を注視しながら警戒を強めています。
一方、北韓とアメリカが、近くスイスで非公式接触を行うと伝えられており、韓半島情勢緩和のきっかけとなるかどうか関心が集まっています。

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