追加配備のサード 今週中にも運用可能か

アメリカの高高度迎撃ミサイルシステム「サード(THAAD)」の発射台4基を韓国に追加配備する作業がほぼ完了し、今週中にも運用が開始できるものとみられます。
韓国軍の関係者が明らかにしました。
それによりますと、韓国南部の慶尚南道(キョンサンナムド)星州(ソンジュ)郡に追加配備されるサードの発射台4基を乗せるための金属製の板を設置する工事がほぼ完了したということです。
金属製の板は臨時配備のためですが、サードの永久配置が確定する場合、コンクリート土台を作るための追加工事が行われる予定だということです。
金属製の板を設置する工事が終了すれば、直ちにサードを作戦運用することが可能になります。
韓国駐在アメリカ軍は、発射台の設置のため、先週7日に工事を始めていました。
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