北韓が15日朝、中距離弾道ミサイルを再び発射したことを受けて、国連安全保障理事会は緊急会合を開き、北韓を強く非難するとともに、国連加盟国に対して、北韓に対する制裁を着実に履行するよう求める報道機関向けの声明を発表しました。
声明は、「北韓のミサイル発射は安保理決議に違法する行為であり、域内だけでなくすべての国連加盟国への脅威となる」として非難しました。
また、決議の実効性を確保するため、「すべての加盟国は北韓に対する一連の制裁を着実に履行すべきだ」と強調しました。
安全保障理事会では、3日に6回目の核実験を強硬した北韓に対する原油や石油製品の輸出上限を設けた新たな制裁決議が今月12日に採択されたばかりで、今回はさらなる制裁措置はとらないことにしました。

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