文在寅(ムン･ジェイン)大統領は17日、アメリカのトランプ大統領と電話で会談を行い、北韓のミサイル挑発に対して強く批判するとともに、韓国とアメリカの協力関係をより強めていくことで意見が一致しました。
大統領府・青瓦台によりますと、文在寅大統領は、韓国時間ので17日午前11時からおよそ25分間、アメリカのトランプ大統領と電話で会談しました。
会談で両首脳は、北韓が軍事挑発を強行すれば、国際社会で孤立することはもちろん、厳しい経済制裁の対象になることを知らせるために、国連安保理の決議案を中心により強力で実効性のある圧力をかけていくことにしました。
また、会談で文大統領は、｢北韓の軍事挑発に効果的に対応し、韓半島の平和と安定を守るためには、韓国が十分な抑止能力を備えるとともに、韓国軍とアメリカ軍の協力をさらに強化していく必要がある｣と述べました。
これに対しトランプ大統領は、｢韓国とアメリカの同盟関係を強く支持するとともに、今後も同盟関係を強化するために必要な支援や協力を続けていきたい｣と述べました。
韓国と日本、アメリカの3か国の首脳は、21日にニューヨークで首脳会談を開き、北韓への対応について協議する予定です。

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