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トランプ政権 相次いで軍事オプションに言及

ニュース2017-09-18
トランプ政権 相次いで軍事オプションに言及

トランプ政権の高官が相次いで北韓に対する軍事オプションに言及し、関心が寄せられています。
マクマスター国家安全保障担当大統領補佐官は17日、ABCテレビの番組で、北韓に対する軍事オプションについて、「すべての選択肢がテーブルの上にある」と語り、北韓に対する軍事オプションに改めて言及しました。
また、ヘイリー国連大使は同じ日、CNNテレビの番組で、核実験や弾道ミサイル発射を続ける北韓について、「外交的手段が尽きれば、マティス国防長官が後を引き受ける」と語り、軍事的選択肢も辞さない姿勢を強調しました。
ティラーソン国務長官も同じ日、CBSテレビの番組で、「外交的手段が失敗すれば、軍事オプションだけが唯一の方法だ」と語りました。
トランプ政権の高官が相次いで北韓に対する軍事オプションに言及しましたが、いずれも外交的手段を優先させるものの、最終的には軍事オプションも辞さないという内容です。
もう一つの共通点は中国の役割を強調していることです。
マクマスター補佐官は、「中国が韓半島の非核化を望むなら、役割を果たすべきだ」と語り、ティラーソン国務長官は、「中国は北韓に対する原油の供給中断という方法を使うべきだ」と語りました。
こうした動きは、北韓が挑発を続ければ最終的に軍事オプションも辞さない姿勢を強調することで、国際社会に対して北韓に対する制裁決議の誠実な履行を求めるとともに、中国やロシアに対しては、より積極的に制裁に加わるよう促す狙いがあるとみられます。

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