文大統領、英メイ首相とも会談

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、ニューヨーク訪問2日目の現地時間の19日、イギリスのテリーザ・メイ首相と会談し、北韓への対応策などについて話し合いました。
文大統領は、まず北韓問題について「イギリスが国連安全保障理事会の常任理事国として安保理決議の採択と履行の過程で積極的な役割を果たしてきたことを評価する」と述べました。
これに対してメイ首相は「北韓の核やミサイルによる挑発は、北東アジアだけでなく、世界の平和と安全を脅かしている。国際社会が一致団結して対応しなければならない」と述べました。
両国首脳は、安保理を中心に北韓の挑発に断固として対応する一方、北韓の核問題が平和的な方法で根本的かつ包括的に解決されるまで緊密に協力していくことで一致しました。
イギリスの首脳と会談したことで、文大統領は国連安保理の常任理事国5か国との個別会談を終え、安保理での協力の基盤を固めました。
一方、文大統領は、冬のスポーツの大国であるチェコのミロシュ・ゼマン大統領とも会談し、平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック大会の成功に向けた協力を求めました。
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