アントニオ・グテーレス国連事務総長はアメリカと北韓の批判の応酬が続いていることについて懸念を表明しました。
グテーレス事務総長の報道官、ステファン・デュジャリック氏は25日、記者会見し、北韓の李容浩（リ・ヨンホ）外相が、トランプ大統領が金正恩政権について「長く持たない」と発言したことに対して、「明らかな宣戦布告だ」と反発したことについて、グテーレス事務総長の話として、 「激しい言葉が致命的な誤解につながる」と警告し、「政治的解決こそが唯一の答えだと」と語りました。
また、中国外務省の報道官は25日の定例会見で、「事態は極めて複雑で慎重さが求められる」としたうえで、「各国が国連安保理決議を確実に履行するとともに、自制心を働かせ、対話を通じて問題を解決するための出口を見出すべきだ」と語りました。
一方、中国の国営メディアは、米朝間の批判の応酬について、全世界が懸念しているとしたうえで、危機を解消するためにアメリカと中国が協力すべきだとしました。

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