韓国軍は、北韓が10日に労働党の創立記念日を迎えることから、警戒態勢を強化しています。
北韓はこれまでも、労働党創立記念日の1日前に最初の核実験を行い、金正日国防委員長の誕生日の4日前に3回目の核実験を、金正恩労働党委員長の誕生日の2日前に4回目の核実験を行うなど、主だった記念日の前後に挑発を繰り返しています。
このため韓国軍は、北韓が10日に合わせて弾道ミサイルを発射するなど、挑発行為を行う可能性が高いとして、韓国駐留アメリカ軍と共同で偵察機による偵察などを強化しています。
このほど北韓を訪問したロシア下院外交委員会のアントン・モロゾフ議員は6日、北韓がアメリカ本土に到達可能な新たな長距離ミサイルの発射実験を準備していると語っており、労働党創立記念日に合わせて弾道ミサイルを発射する可能性が取り沙汰されています。

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