今月初めにアメリカを訪問した与党「ともに民主党」の李錫玄（イ・ソクヒョン）議員は9日、韓国のラジオ番組に出演し、アメリカ連邦議会下院の関係者から「北韓問題で軍事的オプションはない」という話を聞いたと語りました。
李錫玄議員は、下院外交委員会のロイス委員長に会った際、「軍事的オプションはない。アメリカは戦争を望まない」という話を聞いたと語りました。
また、北韓に対する先制攻撃については、シャノン国務次官が、「アメリカは北韓と戦争する意思がない」という立場を示したと語りました。
トランプ大統領が、昨今の情勢について「嵐の前の静けさだ」と発言したことについては、下院軍事委員会のウィルソン小委員長が、「トランプ大統領はイスラムを排斥するような発言をしながら、イスラム圏の首脳と交流している。過激な発言は交渉術の一つだ」と語ったと述べました。
また韓国駐留アメリカ軍に戦術核兵器を再配備することについては、下院関係者の多くが「韓半島非核化の原則が維持される」とする立場を示したと語りました。

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