韓米合同海上演習が終了 米空母は警戒任務

アメリカ海軍の原子力空母も参加して16日から韓半島周辺の海域で行われていた韓米合同海上演習が20日、終了しました。
演習は、韓半島の東の海、東海と、西の海、西海の東西両方の海域で行われ、韓国海軍からは「世宗大王(セジョンデワン)艦」などイージス駆逐艦や艦艇が、アメリカ海軍からは、原子力空母「ロナルド・レーガン」や原子力潜水艦「ミシガン」など艦艇およそ40隻が参加しました。
演習は韓米合同の連合態勢を確認することを目的に、通常の海上演習とともに北韓の潜水艦やミサイルに対応したり、北韓の特殊部隊が潜水艦や小型潜水艇などで韓国に侵入するのに備えた演習、有事の際、北韓に潜入させる特殊部隊の訓練などが行われました。
アメリカの原子力空母「ロナルド・レーガン」は、来月7日に韓国を国賓として訪問するトランプ大統領の滞在中も継続して韓半島周辺海域で警戒にあたるものとみられています。
また韓国軍は北韓が軍事挑発を行う可能性に備えて、強い監視体制を維持し続けることにしています。
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