「核放棄迫る対話に応じない」 北韓高官

ロシアのモスクワで国際会議に出席した北韓外務省の崔善姫(チェ・ソンヒ)北米局長は21日、「核放棄を迫るいかなる対話にも応じない」と強調しました。
今回の会議では、崔善姫局長とアメリカ側のメンバーとの接触が注目されましたが、実現しませんでした。
崔善姫局長は韓国JTBCのインタビューで、「核放棄を迫るアメリカ側とは現時点では対話に応じない方がよいと判断した」と語りました。
そのうえで、6か国協議を含む韓半島の非核化を前提とする会議には出席しない立場を明確にし、アメリカとの直接対話を重視する考えを示しました。
また、アメリカと実質的な力のバランスを取ることがわれわれの最終目標だとし、核武力の完成はほぼ終着点にきており、最高指導部が決断すればいつでも大陸間弾道ミサイルを発射すると強調しました。
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