米大統領 北韓問題めぐり中国に圧力強化要請へ

アメリカ・ホワイトハウス高官は現地時間の23日、トランプ大統領が11月に予定する中国訪問で、北韓に対する圧力を強化するよう習近平国家主席に求める意向であることを明らかにしました。
トランプ大統領は11月3~14日の日程で韓国、日本、中国、ベトナム、フィリピンを訪問します。
ホワイトハウス高官は、記者らに対し、「中国が国連安保理による北韓制裁決議の完全履行をはるかに超えた二国間措置を取ることを望む」と述べ、北韓に対し、直接的な独自制裁措置をとるよう求める考えであることを強調しました。
韓国訪問の具体的な日程についても発表しました。
トランプ大統領は、来月7日午前に韓国入りして文在寅(ムン・ジェイン)大統領と首脳会談し、翌日には国会で演説するということです。
ホワイトハウス高官は、「韓国訪問はトランプ大統領がアジア訪問国のうち韓国のみ国会で演説することから、極めて特別な訪問」と強調しました。
国会演説では、両国の持続的な同盟関係を祝い、北韓に対する最大の圧力に国際社会が賛同するよう訴えるということです。
また、ソウル郊外の平沢(ピョンテク)にあるアメリカ軍基地を訪問する可能性が高いということです。
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