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李国務総理 平昌五輪に「北韓が肯定的なシグナル」

ニュース2017-10-24
李国務総理 平昌五輪に「北韓が肯定的なシグナル」

来年2月に開幕する平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックの聖火採火式に出席するためギリシャを訪れている李洛淵(イ・ナクヨン)国務総理は、現地時間の23日、北韓のオリンピック参加の可能性について、「肯定的なシグナルがいくつかある」と述べました。
現地時間の23日午前、アテネで開催された韓国企業の駐在員らとの懇談会に出席して述べたものです。
懇談会で、李国務総理は平昌オリンピックについて、「さまざまな心配もあるだろうが、私は成功すると直感する」としたうえで、北韓の参加可能性について、「肯定的なシグナルがいくつかあるが、まだ公開できる段階ではない」と述べました。
李国務総理は、「1988年のソウルオリンピックは北韓による大韓航空機爆破事件の直後に開かれが、過去最多の国・地域が参加した。2002年の韓日共催サッカーワールドカップも、北韓に近い韓国の延坪(ヨンピョン)島周辺海域で起きた韓国と北韓による銃撃戦の直後に開催されたが成功した」としたうえで、「平昌オリンピックも成功する」と強調しました。
李国務総理はさらに、北韓の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長について、「世界規模の祭典があるのに挑発行為を行うほど愚鈍ではないと思う」としたうえで、「平昌オリンピックは、北韓の指導者が『われわれが望むのは不安感ではない。われわれも平和を望む』というメッセージを発信する好い機会になる」との見方を示しました。

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