IOC=国際オリンピック委員会は、来年開かれる平昌（ピョンチャン）冬季オリンピック大会に北韓が参加すれば、すべての費用を負担する考えを示し、北韓の参加を改めて呼びかけました。
アメリカ政府系のRFA自由アジア放送が28日に報じたところによりますと、「北韓が、平昌冬季オリンピック大会への参加を希望すれば、選手の仕度を含めて全ての費用をIOCが負担する」と述べたということです。
また、IOCは、「既に北韓の有望な選手たちを平昌オリンピック予選と強化訓練に参加させるために特別支援プログラムを作った」とした上で「IOC委員会は、北韓オリンピック委員会と定期的に接触している」と述べ、北韓の選手たちを平昌オリンピックに参加させるための努力を続けていると強調しました。
北韓は2014年にロシアのソチオリンピックで出場枠を獲得できなかったため、参加できませんでした。
しかし、北韓フィギュア・スケートのリョム・デオクとキム・ジュシクペアが、ドイツで先月28日に開かれた2017国際氷上競技連盟（ISU）ネーベルホルン杯大会で総合6位となり、平昌オリンピックへの出場枠を獲得していることから、彼らが平昌オリンピックに参加するかどうかに関心が集まっています。

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