文在寅（ムン・ジェイン）大統領は27日、大統領府青瓦台でアメリカのマティス国防長官と会談し、「アメリカの積極的な戦略資産の展開が、北韓の挑発に対する非常に大きな抑止力として作用している」と述べました。
文大統領は、ソウルを訪れているマティス長官を青瓦台に招き、就任から１か月もたたない２月２日に来韓したことを取り上げ、「同盟国のうち韓国を真っ先に訪問するなど、韓米同盟に格別の関心を示してくれたことに感謝する」としました。
マティス長官はことし2月2日に就任して20日目に韓国を訪問し、当時の韓民求（ハン・ミング）国防部長官と会談しています。
これに対して、マティス長官は「就任後に韓国を真っ先に訪れたのは、両国間の同盟が’信頼、信頼、信頼’という非常に重要な部分に基盤を置いているためだ」と応じました。
そして文大統領は、「アメリカの積極的な戦略資産の韓半島展開は、北韓の挑発に対して非常に強力かつ実効性のある抑止力として作用している」とした上で「前回の韓米首脳会談でトランプ大統領と合意したアメリカの戦略資産の配備拡大を積極的に支援してほしい」と述べました。
マティス長官は「韓半島の平和と安定は何より重要だ。韓国の防衛に対するアメリカの安全保障の公約は変わらない」と述べて、両国は強固な同盟関係を改めて確認しました。

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