米国務省が歓迎 韓中関係修復の動き

韓国と中国が、来週、ベトナムで開かれるAPEC=アジア太平洋経済協力会議に合わせて首脳会談を行うことで合意するなど、アメリカの高高度迎撃ミサイルシステム「THAAD」の韓国配備で双方の立場に留意し、悪化していた関係を修復することで一致したことについて、アメリカ国務省は、「北東アジアの安定に寄与する」として歓迎する意向を表明しました。
アメリカ国務省のノート報道官は、31日の定例会見で、「われわれの友人である韓国と中国がより緊密な関係を構築することになり嬉しく思う。地域の安定が強化される契機になることを期待する」と語りました。
そのうえで、ノート報道官は、THAADの韓国配備について、あくまで北韓の核やミサイルの脅威に対する防御目的であることを重ねて強調しました。
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