アメリカ軍のB1B戦略爆撃機2機が2日午後、韓半島上空に飛来し、空対地ミサイルの模擬発射訓練を行いました。
韓国軍筋が3日明らかにしたところによりますと、アメリカ軍のB1B戦略爆撃機２機が2日午後、韓半島上空に出撃し、韓国東部・江原道（カンウォンド）の射撃場で模擬の空対地爆撃訓練を行ったということです。
訓練を終えると、韓国の内陸を経て韓半島西の海、西海上に抜けていったということです。
アメリカ空軍によりますと、訓練には韓国と日本の戦闘機も参加したということです。
訓練は、アメリカのトランプ大統領の初めてのアジア歴訪を前に行われ、注目されていますが、アメリカ空軍は、「今回の訓練は前もって計画されたもので、現在の出来事に対応するものではない」としています。
一方、北韓の朝鮮中央通信は3日、B1Bの韓半島展開について、「われわれを狙った奇襲核打撃訓練」と非難し、「軽挙妄動をすべきではない」と威嚇しました。
B1Bの韓半島展開に関する朝鮮中央通信の報道は、アメリカ空軍の発表より早く報じられました。

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