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米国防相 「核・ミサイル実験中断すれば対話の機会」

ニュース2017-11-17
米国防相 「核・ミサイル実験中断すれば対話の機会」

アメリカのジェームズ・マティス国防長官は現地時間の16日、「北韓が核とミサイルの発射実験と開発を中断すれば、米朝間の対話の機会があるだろう」と述べたとアメリカのメディアが伝えました。
それによりますと、マティス国防長官は16日、記者らに対し、「北韓が核とミサイルの発射実験と開発を中断し、これらの武器を輸出しないならば、対話の機会があるだろう」と述べたということです。
マティス国防長官は、「われわれは、韓半島の検証可能かつ不可逆的な非核化という政策を維持しており、そのための外交的努力をしている」としています。
一方、北韓がアメリカとの対話のために挑発を控えているとの見方が強まっています。
北韓は9月15日に中距離弾道ミサイル「火星12」を発射して以降、およそ2か月間、軍事挑発を行っていません。
北韓の核問題をめぐる6か国協議のアメリカ首席代表を務めるジョセフ・ユン国務省北韓担当特別代表は、先月30日、アメリカのシンクタンク、外交問題評議会の会合で、「北韓が核・ミサイルの実験を60日間凍結すれば、これはアメリカが北韓との直接対話を再開する必要があるというシグナルだ」と述べています。
北韓外務省の崔善姫(チェソンヒ)北米局長は、先月、モスクワで韓国のメディアからのインタビューに応じ、「北韓は対話を通じた外交的解決を望んでいるが、非核化を強要する対話には応じない」と述べています。

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