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文在寅政権 韓半島政策紹介する小冊子発行

ニュース2017-11-22
文在寅政権 韓半島政策紹介する小冊子発行

文在寅(ムン・ジェイン)政権の韓半島政策を説明する小冊子が発行されました。
統一部が21日、発表したところによりますと、文在寅政権の国政課題、「平和と繁栄の韓半島」を達成するためのビジョンと、3大原則、4大戦略、5大原則を紹介する小冊子「文在寅の韓半島政策」を発行したということです。
3大原則としては、▲ 北韓の核問題の解決、恒久的平和の定着 ▲ 持続可能な南北関係への発展 ▲ 韓半島の新経済共同体の実現が、4大戦略としては、▲ 段階的、包括的アプローチ ▲ 南北関係と北韓の核問題の並行進展 ▲ 制度化による持続可能性の確保 ▲ 互恵的協力による平和的統一基盤づくりが挙げられています。
5大原則としては、 ▲ 韓国主導の韓半島問題の解決 ▲ 強力な安全保障による平和維持 ▲ 相互尊重にもとづく南北関係の発展 ▲ 国民との疎通と合意重視 ▲ 国際社会との協力による政策の推進が挙げられています。
特筆すべきは、これまでの政権とは異なり、「対北韓政策」という表現の代わりに、「韓半島政策」という表現を使ってることです。
これについて統一部の当局者は、「北韓や隣国と協力し、韓国主導で南北関係と北東アジアの平和と繁栄を実現するという意味だ」と説明しています。
また、韓半島政策に象徴的な別名もつけていません。 金大中(キム・デジュン)政権は「太陽政策」、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権は「平和繁栄政策」、李明博(イ・ミョンバク)政権は「非核・開放・3000」、朴槿恵(パク・クネ)政権は「韓半島信頼プロセス」という別名をつけていました。
これについては、「政権が変わっても韓半島政策は変わらず、持続性を持たせるという意志を示したものだ」と話しています。
統一部は、この小冊子1万冊を関係機関などに配布し、22日からはホームページからもダウンロードできるようにするとしています。
また英語、日本語、中国語版も作成する予定です。

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