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亡命の北韓軍兵士 意識回復

ニュース2017-11-22
亡命の北韓軍兵士 意識回復

南北軍事境界線がある板門店の共同警備区域で韓国側に亡命する際、北韓軍から銃撃を受け、韓国の大学病院で2度にわたって手術を受けた北韓軍兵士が、テレビが見たいと意思表示ができるまでに回復したことがわかりました。
韓国政府の消息筋が21日、明らかにしたところによりますと、「亡命した北韓軍兵士は、テレビを見たいという意思表示をするなど意識が回復した。韓国に来たという安心感を与えるため、韓国映画を流していて、兵士はそれを視聴している」ということです。
また「兵士は、医療スタッフに食べ物を求めていて、体の痛い部分を指すなど、容体が良くなっている。いまのところ、危険な状態は脱したと、みている」と話しています。
病院側は、兵士の心理的安定のため病室に韓国の国旗「太極旗(テグッキ)」を飾ったということです。
病院側は22日、兵士の状態について会見する予定で、韓国軍や情報機関は、兵士の心理的安定のため3、4日後に身元や亡命の経緯などについての尋問を行う予定です。

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